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グラン・ツール・せとうち 2017 大会公式アプリ
約 2,000名のサイクリストをサポート!
大会の運営負荷が劇的に解消された理由とは。
2017年4月16日(日)

「グラン・ツール・せとうち」は、順位やタイムを競うレースではなく、参加者同士、地域住民との交流を大きな柱としています。昨年実施された「万田発酵Presents グラン・ツール・せとうち2016」では約2,000人の参加選手がサイクリングを楽しみました。
イベントの舞台となる瀬戸内しまなみ海道は、島々を繋ぐ橋に自転車歩行者専用道が整備され海を眼下に橋を渡ることができる珍しいコースで、景色も最高です。サイクリストからは、「サイクリストの聖地」とも言われ、一度は走ってみたいサイクルロードとして全国から注目が集まっています。
01 大会運営の課題
毎年2,000名前後のサイクリストが集まるイベントのため、大会運営事務局側で、コースの把握や参加者からの救援要請の確認に時間を要していました。また参加者同士がコミュニケーションできる仕組みも同時に不足していました。
02 公式アプリの提供
今回のプロジェクトでは、大会運営者側の負荷を軽減し、参加者の安心、安全、快適をサポートすることを目的とした公式アプリケーションを提供しました。
参加者同士で位置情報を共有することができる機能や、自転車の故障・怪我など、大会運営本部へ救援要請を送る機能を搭載。また、各コースマップ情報、応急救護所の位置情報、写真撮影スポット情報の提供や参加記念スタンプの台帳機能など参加選手および大会運営事務局両方のサポートを行いました。
03 導入後の結果
大会直前の公開でも参加者の80%がダウンロードし、大会運営負荷が劇的に解消。



広島テレビ放送株式会社
営業局 事業部 平岡昭二 様
これまで、参加者からの救援要請や先頭、最後尾の通過情報管理は、無線・LINE・電話をもとに机の上の大きな地図を囲んで行っていました。今回初めてアプリを導入することで、要請内容や位置情報が画面上で一元的に確認できるようになり、要請への対応がロスなく迅速に行えました。参加者のストレスも軽減できたと思います。参加者のアプリダウンロード率をいかに上げるかが今後の課題です。
特定非営利活動法人プラットフォーム・おのみち
副代表理事 濱本義樹 様
これまでは、ロケーションハンディを最も受けないであろう無線での会話のやり取りを主体に救援対応を行っておりました。
アプリを使用することで、随分と負担を軽減することが出来ました。
・無線交信が上手くいかないエリアを広くカバーしてくれること
・救援者の位置をちくいち説明することなくアプリ画面で瞬時に特定できること
・コースアウト/最後尾の参加者を容易に把握できると
・現場は体を張った動きが主体の中、ボタンひとつで対応ステータスを変更でき、それが全て電子データとして記録されること
参加者選手のコメント
・不慣れな土地でもアプリのおかげで安心して参加できました。
・参加している家族のコース進捗をアプリで見ることができ安心しました。
・落車して怪我をしましたが、私の居場所をすぐに把握して応急処置をいただき、リタイアすることなく完走できました。
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